Wako LALシステム

よくあるご質問

日頃、お客様からいただくよくあるご質問への標準的なお答えをQ&A形式でご紹介しています。

エンドトキシン測定について

測定機器について

測定試薬について

エンドトキシン測定について

日本薬局方エンドトキシン標準品(JP-RSE):10000EU/mLになるようにエンドトキシン試験用水を加え、5分間激しく撹拌してください。
米国薬局方エンドトキシン標準品(USP-RSE):5mLのエンドトキシン試験用水を加え(2000EU/mL)、30分間激しく撹拌してください。
コントロールスタンダードエンドトキシン(CSE):1000EU/mLになるようにエンドトキシン試験用水を加え、2分間激しく撹拌してください。
半定量したいときはゲル化法、定量したいときは比色法及び比濁法を用いてください。
比色法と比濁法に大きな差は基本的にありません。ただ、比色法と比濁法では測定機械、試薬の測定範囲やコストが異なります。それらを考慮の上、測定方法を選んでください。
もし、ゲル化法と比濁法、比色法での測定結果について疑義がある場合や係争が生じた場合はゲル化法の結果で最終判定を行ってください。
専用の器具を使用する必要はありません。ただし、エンドトキシン、β-グルカンフリーの器具を使用しなければなりません。カラス器具は250℃ 以上で30 分以上の乾熱滅菌でエンドトキシンの不活化ができます。微量に溶出する金属イオン(Fe、Al、 Ga、Cr 等)が試験に影響するので、金属製器具の使用は避けてください。使い捨てのプラスチック器具等は、メーカーによる保証のあるものを除いて、
  1. エンドトキシンの汚染がない
  2. エンドトキシンが吸着しない
  3. 試験結果に影響する溶出物がない
ことを確認の上、ご使用ください。

» エンドトキシン測定について(使用器具と標準品、試料の影響)ページへ

薬局方各条でエンドトキシン規格値が決まっていないサンプルについては下記の通り、設定下さい。
エンドトキシン規格値(EU/mL)=K値(EU/kg)/ヒト最大投与量(mL/kg)*1

*1:注射剤が頻回又は持続的に投与される場合には、1時間以内に投与される注射剤の最大量とする。

-参考-
日本、米国、ヨーロッパ薬局方で規定されたK値(発熱誘起エンドトキシン量)
投与経路 K値(EU/kg)
静脈内 5.0
静脈内(放射性医薬品) 2.5
脊髄腔内 0.2
下記の計算式に当てはめご確認下さい。

λ:※ゲル化法ではラベル表示感度、光学的方法では検量線の最小濃度
弊社トキシノメーター/MPRエンドトキシン測定システム付属ソフトのToximasterQCでは自動でMVDを計算する機能がございます。

水に不溶な試料であっても1%エタノールや1%DMSOに可溶サンプルであればライセート試薬に影響を与えずに測定可能です。
上記溶媒に不溶な場合は
299-54501 リムルスPSシングルテストワコーを使用することによって、共存物質の影響を受けずに測定することが可能な場合があります。

(応用例)エタノール、シリコンオイル、大豆油、オリーブ油、ステアリン酸、卵黄レシチン、オイルアジュバンドのワクチン、アルブミン製剤、凝固因子製剤(第8因子)、インターフェロン製剤、アンチスロンビンⅢ製剤、免疫グロブリン製剤、その他、エタノールに溶解できる試料は測定可能

» リムルス PS シングルテスト ワコー

下記事項を確認し、保存を行って下さい。

  • 生菌が試料内で増殖しないこと
  • 保存期間によって、エンドトキシン値が変化しないこと
  • 保存に使用する容器はエンドトキシンの汚染がない、エンドトキシンが吸着しない、試験結果に影響する溶出物がないことを確認すること。

試料溶液のpHが6.0~8.0よりはずれている場合はpH調整が必要となります。

(エンドトキシン試験の最適phは7.3付近となりますが、ライセート試薬に予め緩衝成分が含まれているため、pH6.0~8.0内であれば測定可能です)

pH調整は試料が希釈可能な場合は希釈にてpHを調製します。希釈ができないサンプルについてはNaOHまたはHClの希薄液を試料溶液に加えpH調整を行います。
あるいは試料溶液を緩衝液で希釈することも可能です。pH調整に使用するNaOH、HClは用事調製にてご使用下さい。

測定用の試験管を再利用することはできません。希釈用やサンプル保存用の試験管は250℃で30分以上の乾熱滅菌を行うことにより再利用可能です。

測定機器について

  • エンドポイント法・・一定の反応時間後における反応後の濁度、又は吸光度の大きさとエンドトキシン濃度の用量反応関係を利用方法
  • カイネティック方・・一定の濁度または吸光度に達した時間とエンドトキシン濃度の用量反応関係を利用する方法又は、濁度又は吸光度の経時変化率とエンドトキシン濃度との用量反応関係を利用する方法

変更は可能です。ただし、変更した場合、試薬の性能に関する保障はしかねます。

使用カートリッジは必ず室温に戻してからご使用下さい。
Endosafe-PTS本体について年1回の温度キャリブレーションを推奨しております。

測定試薬について

通常、ライセート試薬ではエンドトキシン以外に真菌の細胞壁構成成分の(1→3)-β-D-グルカンに対する反応も起こります。エンドトキシンのみに反応するよう調製した試薬をエンドトキシン特異的試薬と呼びます。

» エンドトキシン特異的反応試薬の原理はこちら

  • シングルテスト:1回分のライセート試薬が反応用試験管にあらかじめ分注されているタイプ
  • マルチテスト:ライセート試薬をエンドトキシン試験用水で溶解し、反応用試験管またはプレートに必要量分注し使用するタイプ

加えるサンプル量に合わせて試薬を調製しているため、問題はございません。
ただし、加えるサンプル量が異なるため、反応干渉因子がサンプルに含まれている場合、
阻害・促進の影響の受け方が異なります。

すべてのライセート試薬は冷蔵保存となっております。

ただし溶解したライセート試薬は試薬毎に設定されている条件で保存して下さい。(例:ES-Ⅱシリーズ 氷冷下で、その日のうちにご使用下さい。)
後日使用する場合は各ライセート試薬毎に設定されている保存温度※にて凍結保存を行い、2週間以内に使用して下さい。凍結融解は1回にとどめて下さい。

※ES-Ⅱシリーズ:-10℃~-30℃
 ES-Fシリーズ、ES-F/Plate :-10℃~-20℃
 カラーKYシリーズ:-80℃以下
 J/Fシリーズ:-20℃~-30℃

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