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環境汚染診断薬エコロジーナシリーズ
非イオン界面活性剤 APE ELISAキット

非イオン界面活性剤は、近年、家庭用洗剤への普及により生産量が増加しています。非イオン界面活性剤の全生産量の約10%をしめ、主に工業用洗剤や分散剤として使用されているポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(アルキルフェノールエトキシレート、略称APE)は、外因性内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン様物質)と考えられているアルキルフェノールの前駆物質であるということが明らかになりつつあり、ヨーロッパでは既にAPEを規制の対象にする動きがあります。
現在、環境水中のAPE測定法(上水試験法)には、カリウムテトラチオシアン酸亜鉛法やテトラチオシアノコバルト酸法が採用されていますが、これらの方法は煩雑な抽出・濃縮操作および有害な有機溶剤(1,2-ジクロロベンゼン、ベンゼン)を必要とする点があります。
本品は、酵素免疫定量法により、固相抽出との組み合わせで、環境水中のAPEを高感度かつ簡便に測定できるキットです。

特長

  1. 煩雑な前処理の必要なく試料を測定に用いることができます。
    (定量範囲は0.05〜0.5mgと広く、簡易な固相抽出により、さらに低濃度の測定ができます。)
  2. 1,2-ジクロロベンゼン等の有機溶剤を使用しないので安全です。
  3. 短時間(総測定時間 : 約2時間)で測定できます。

構成

    チューブキット マイクロプレート
キット
APE標準原液(NP10EO, 1mg/L 20%メタノール) 4mL×1本
抗原酵素複合体粉末 7mL用×2本
抗原酵素複合体溶解液 8mL×2本
発色基質溶液 250μL×1本
発色基質希釈液 15mL×1本
固相化チューブ 20本 ×
抗APEモノクローナル抗体固相化マイクロプレート 96ウェル×1枚 ×
混合用マイクロプレート 96ウェル×1枚 ×
6倍濃縮洗浄液 50mL×1本
発色停止液 15mL×1本
使用説明書 1部

使用法

  1. 測定用試料をろ過、簡易固相抽出し、メタノール濃度60%に調整します。
  2. APE標準原液を用いてAPE標準液(0.05〜0.5mg/L)を調製します。
  3. 抗原酵素複合体溶液を調製します。
  4. 測定用試料またはAPE標準液と抗原酵素複合体溶液を混合します。
  5. 上記混合液を抗APE抗体固相化プレートあるいはチューブに分注し、抗原と抗体を反応させます。
  6. 洗浄液を調製します。
  7. 未反応液を固相化プレートあるいはチューブから除去し、上記洗浄液を用いて洗浄します。
  8. 発色試薬を調製します。
  9. 発色試薬を固相化プレートあるいはチューブに添加し、発色反応後、発色停止液を添加します。
  10. マイクロプレートリーダーあるいは分光光度計を用いて波長450nmで吸光値を測定し、検量曲線から試料中のAPE濃度を算出します。

特異性

APE測定キットの交差反応
化合物 交差反応性(%)
非イオン界面活性剤 APE Nonylphenol Ethoxylates NP10EO(平均酸化エチレン鎖数10) 100
NP7.5EO 107
NP5EO 136
NP2EO 87
Octhylphenol Ethoxylates (OP10EO) 125
Alkyl Ethoxylates (AE) <0.2
Polyethylene Glycol <0.2
陰イオン界面活性剤 LAS <0.2
石けん <0.2
SDS <0.2
Alkylether sulfate <0.2
Phenol <0.2

文献

郷田泰弘ら:第49回全国水道研究発表会講演集,p494 (1998)
詳しくは…… ▼ 環境汚染診断薬 LAS/APE ELISAキット

価格

コードNo. 品  名 メーカー名
(メーカーコード)
包 装 希望納入価格
(円)
304-06071 APE ELISAキット (マイクロプレート) 日本エンバイロケミカルズ(株)
(910163)
1キット
(96回用)
70,000
301-06081 APE ELISAキット (チューブ) 日本エンバイロケミカルズ(株)
(910170)
1キット
(20回用)
50,000

*希望納入価格には消費税等が含まれておりません。
*価格はH10.8.1現在のものです。

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