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ミクロシスチン測定用試薬

富栄養化の進んだ湖沼では、藍藻類が大発生し水面にアオコ(水の華)を形成します。アオコを形成する藍藻類の中には毒素を生産する種があり、『ミクロシスチン』はその代表的な毒素で60種類ぐらいの誘導体が知られています。これら湖沼の生活環境水の人体への影響が懸念されており、近年『ミクロシスチン』の分析が各地で行われています。
当社では、各種のミクロシスチン分析方法に対応した試薬を取り揃えております。

ミクロシスチン類の構造

ミクロシスチン類は7個のアミノ酸からなる環状ペプチドで、最も特徴的な部分はβ-アミノ酸のAdda (3-Amino-9-methoxy-2,6,8-trimethyl- 10-phenyldeca-4,6-dienoic Acid)であり、生理活性の面できわめて重要な役割を演じていると考えられています。


化合物 R1 R2 R3 R4 分子量
Microcystin LA Leu Ala CH3 CH3 909
Microcystin LR Leu Arg CH3 CH3 994
Microcystin YR Tyr Arg CH3 CH3 1,044
Microcystin RR Arg Arg CH3 CH3 1,037
3-Desmethylmicrocystin LR Leu Arg H CH3 980
7-Desmethylmicrocystin LR Leu Arg CH3 H 980
3,7-Didesmethylmicrocystin LR Leu Arg H H 966

ミクロシスチン類の構造と毒性 1)

Compound LD50 (μg/kg, mouse, i.p.)
L-Amino Acids (R1, R2) Microcystin LR / LA <100
Microcystin YR <100
Microcystin RR 400〜800
Adda 6(Z )-Adda-microcystin LR (RR) >800

参考文献:1) 渡辺真利代、原田健一、藤木博太編:「アオコ」(東京大学出版会)(1994).


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