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動物細胞培養用汎用培地
GITに関するQ&A
Q1
GITは「牛血清由来の抗体が除去されている」ということですが、どれくらい除去されているのですか。
A1
GITは牛血清中より細胞増殖因子を分取し、基礎培地を組み合わせた培地です。この細胞増殖因子の分取方法は、血清を硫安塩析(飽和硫安濃度で55〜75%)することにより得られます(特開昭60-145088号)。したがって、グロブリン分画(飽和硫安濃度で0〜55%)は含まれていませんが、グロブリンが完全に除去されているわけではありません。GIT1ml中に10μg程度のIgGが含まれています。
(一般のFBSにはIgGが200〜300μg程度含有されており、FBSを10%濃度で使用した場合、培地1mlあたりのIgG量は20〜30μg程度になります。)
Q2
GITは無タンパク培地ですか。
A2
無タンパク培地ではありません。GIT 1ml中に3mgのタンパクが含まれています。
Q3
GITに牛胎児血清などの血清を添加する必要がありますか。
A3
基本的には添加する必要はありません。しかし、プライマリー細胞の培養など、栄養要求が極めて強い細胞の場合は添加した方がよい場合があります。
Q4
牛血清由来の微生物(ウイルス、マイコプラズマ等)は除かれていますか。
A4
除かれています。具体的には、エチレンオキサイドにより滅菌しています。
Q5
細胞培養時GITに何か添加する必要がありますか。
A5
ありません。GITには抗生物質(硫酸カナマイシン)・pH調整剤(HEPES)はもとより、インスリンやトランスフェリンも含まれています。そのままでお使いいただけます。
Q6
GITと10% FBS含有培地との細胞増殖能の相同性が確認されている細胞はどんな細胞ですか。
A6
Balb/3T3, BHK-21, CHO-K1, EB-3, EI-38, FL, HEL, HeLa, HL-60, K562,L,
MPC-11, MRC-5, Namalva, P388D1, Raji, RK-13, Vero, WI-38等の細胞が確認されています。
Q7
GIT中の細胞増殖促進因子(GFS)や基礎培地を別途購入できますか。
A7
できます。細胞増殖促進因子は商品名Daigo's GF-21 としてまた、基礎培地は商品名 Daigo's T medium として販売しております。

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