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肝臓ミトコンドリア障害マーカーOCT(ラット/マウス)測定キット
ラット/マウスOCTアッセイキット

Ornithine Carbamyltransferase(OCT)は尿素回路で作用する酵素で、哺乳類では肝臓ミトコンドリアに局在します。
高感度にOCTを定量できる本製品は、培養細胞やモデル動物での検討に活用できます。


リンク関係


はじめに

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)およびアルコール性肝障害(ALD)は病理所見が類似しており、いずれも発症にミトコンドリア障害が関与するとされています1)

そこでヤマサ醤油では、肝臓ミトコンドリアに局在し肝臓ミトコンドリア障害のマーカーとして有用とされているオルニチンカルバミルトランスフェラーゼ(Ornithine Carbamyltransferase、OCT)に着目し、モノクローナル抗体を用いたラット/マウス OCT 定量 ELISA を開発しました。

本 ELISA にて肝障害モデルラットの血中 OCT 濃度について検討した結果、薬剤誘発肝障害モデルラット2)3)、NASH4)および ALD モデルラット4)において、OCT が細胞質由来マーカーである Alanine aminotransferase (ALT) や Aspartate aminotransferase(AST) より有用な肝障害マーカーであることが示されました。

本 ELISA をキット化して製品としたのが、ラット/マウス OCT アッセイキットです。ラットおよびマウス血清中の OCT を定量できます。


【培養細胞】

肝毒性薬剤を添加したラット肝臓初代培養細胞の培養液中 OCT は、細胞質由来の Alanine aminotransferase(ALT)に比べ、より低い添加量で上昇することが報告されています1)。

【モデル動物】

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)およびアルコール性肝障害(ALD)モデルラットで血清OCTは高値を示します2)。

特長

  • ラット OCT を 30〜300 ng/mL の範囲で測定可能です。
  • 測定に必要な反応時間は一次反応1時間、二次反応1時間、発色反応30分です。
  • ラットおよびマウス※1血清中のOCT測定を可能です。※2

※1:標準液はラット OCT です。マウス OCT はラット OCT 相当量として算出されます。

※2:試料は希釈して測定して下さい。詳しくは「測定上の注意」をご参照下さい。

測定原理

2 種類のマウス由来モノクローナル抗 OCT 抗体を用いたサンドイッチ ELSIA です。

製品内容

●構成品
@ 抗体固相プレート 96穴マイクロプレート 1枚
A OCT 標準液1(0ng/mL) 0.05mL 1バイアル
B OCT 標準液2(30ng/mL) 0.05mL 1バイアル
C OCT 標準液3(100ng/mL) 0.05mL 1バイアル
D OCT 標準液4(300ng/mL) 0.05mL 1バイアル
E 希釈液 50mL 1バイアル
F 洗浄原液(10倍濃縮液) 50mL 1バイアル
G 酵素標識抗体 0.15mL 1バイアル
H 発色液 A 6mL 1バイアル
I 発色液 B 6mL 1バイアル
J 反応停止液 11mL 1バイアル

●貯蔵方法 2〜8度

●使用期限 製造日から6ヶ月

測定方法

【概要】

抗体固相プレートに標準液または検体を 100μLずつ分注
 ↓ 1時間、静置、20〜30℃
反応液を除去後、調製済み洗浄液 300μLを各ウェルに分注
 ↓  同操作を3回繰り返す
反応液を除去後、調製済み標識抗体 100μLを各ウェルに分注
 ↓ 1時間、静置、20〜30℃
反応液を除去後、洗浄液 300μLを各ウェルに分注
 ↓ 同操作を3回繰り返す
調製済み発色液 100μLを各ウェルに分注
 ↓ 30分、静置、20〜30℃
反応停止液 100μLを各ウェルに分注
 ↓
各ウェルの450nmでの吸光度を測定する

【標準曲線例】


【測定上の注意】

(1)ラットおよびマウス血清共に添付の希釈液にて希釈して測定して下さい。共に 11 倍希釈が目安です。測定範囲以上の濃度を示す試料ついては、適宜希釈して下さい。
(2)キットに用いている抗体は、ヒト OCT にも反応するため、ヒト OCT も検出可能ですが、ヒト試料での詳細な検討は行っておりません。

参考文献

1) Pessayre D et al. (2005). J Hepatol. 42. 928-40.
2) Murayama H et al. (2007). Clin Chim Acta. 375. 63-68.
3) Murayama H et al. (2008). Clin Chim Acta. 391. 31-35.
4) 村山 寛 他: 第36回 日本トキシコロジー学会
5) Furihata T et al. (2016). Drug Metab Pharmacokinet. 31. 102-105.

価格表

コードNo. メーカーコード 品 名 容 量 希望納入価格(円)
630-41521 80127 ラット/マウスOCTアッセイキット 96テスト 143,000

 

掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。最新価格は「製品検索」からコードNo.で検索してご確認ください。

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