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弊社では、神経細胞培養用の試薬を幅広く取り揃えております。
本ページでは、弊社ラインアップからお勧めの製品をご紹介します。

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リンク関係


初代神経細胞の培養が上手くいかない貴方に
神経細胞用培地

本品はラット、マウスの初代神経細胞用無血清培地であり、中枢神経系細胞の培養に最適化されています。本品はラットグリア細胞培養上清を含有しています。

特 長


  短期間で神経細胞が成熟する

神経細胞用培地:14日
一般的な培地 :約1ヶ月

×約1/2の培養期間
低密度培養が可能

神経細胞用培地:0.1 ×106 cells/mL
一般的な培地 :0.5〜1.0×106 cells/mL

×1/5〜1/10の細胞数
Ready to Use

培地のみで培養可能。サプリメント類の添加は不要。

樹状突起伸展確認(MAP2免疫染色)


  培養3日目 培養7日目 培養14日目
本品のみ
他社培地
+
他社サプリメント

本品を用いて培養した神経細胞は他社品で培養したものと比較して
樹状突起の伸展速度が優れていることが確認できた。

実験条件
細胞数:0.1×106 cells/mL(妊娠18.5日目マウスの胎児海馬より分散)
培養スケール:500 μL/well(ポリリジンコートガラスボトムディッシュ)
培養条件:培養3日目、7日目に培地半量交換(Ara-C添加なし)

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、小川優樹様

樹状突起伸展、生細胞数確認(MAP2,Hoechst免疫染色)


培養14日目

  MAP2染色 Hoechst染色 位相差像
本品のみ
他社培地
+
他社サプリメント

本品を用いて培養した神経細胞は他社品で培養したものと比較して樹状突起の伸展に優れ、
また生細胞数も多いことが確認できた。


実験条件
細胞数:0.1×106 cells/mL(妊娠18.5日目マウスの胎児海馬より分散)
培養スケール:500 μL/well(ポリリジンコートガラスボトムディッシュ)
培養条件:培養3日目、7日目に培地半量交換(Ara-C添加なし)

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、小川優樹様

神経細胞成熟度評価:樹状突起スパイン確認



培養14日目

本品のみ 他社培地+他社サプリメント


本品を用いて培養した神経細胞には培養14日目において
成熟時の特徴である樹状突起スパインが確認できた。


実験条件
細胞数:0.1×106 cells/mL(妊娠18.5日目マウスの胎児海馬より分散)
培養スケール:500 μL/well(ポリリジンコートガラスボトムディッシュ)
培養条件:培養3日目、7日目に培地半量交換(Ara-C添加なし)

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、小川優樹様

神経細胞成熟度確認:樹状突起、軸索確認


培養14日目

本品のみ 他社培地+他社サプリメント
MAP2:樹状突起のマーカー
AnkyrinG:神経軸索の付け根の部分のマーカー


本品を用いて培養した神経細胞は複数の樹状突起と1本の軸索が細胞体より伸びていることから
正常に成熟していることが確認された。


実験条件
細胞数:0.1×106 cells/mL(妊娠18.5日目マウスの胎児海馬より分散)
培養スケール:500μL/well(ポリリジンコートガラスボトムディッシュ)
培養条件:培養3日目、7日目に培地半量交換(Ara-C添加なし)

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、小川優樹様

マウスプルキンエ細胞培養(Calbindin免疫染色)


マウスプルキンエ細胞培養

本品に1nM の濃度でTriiodothyroninを加え、培養したプルキンエ細胞はCalbindin陽性であり、また、樹状突起の進展が見られた。


実験条件
細胞数:0.1×106 cells/mL(妊娠18.5日目マウスの胎児海馬より分散)
培養スケール:500μL/well(ポリリジンコートガラスボトムディッシュ)
培養条件:終濃度1nMでTriiodothyronineを添加

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、小川優樹様

iPS由来神経細胞成熟度確認(MAP2,NeuN,Hoechst免疫染色)


ドパミン神経分化誘導法による分散培養14日目(分化誘導後42日目)

iPS由来神経細胞成熟度確認


本品を用いて培養したiPS由来神経細胞はNeuN染色されることから
成熟した神経細胞であると確認できた。


データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、坊野恵子様

iPS由来神経細胞成熟度確認(MAP2,TH免疫染色)


ドパミン神経分化誘導法による分散培養14日目(分化誘導後42日目)

iPS由来神経細胞成熟度確認

ドパミン神経分化誘導法により得られたTH陽性細胞の維持培養においても
神経細胞の生存率が向上した。


データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、坊野恵子様

ヒトiPS由来神経細胞生理的機能検証(Ca2+イメージング)


ドパミン神経分化誘導法による分散培養14日目(分化誘導後42日目)

<自然発火>
ヒトiPS細胞由来神経細胞  
ヒトiPS細胞由来神経細胞 ヒトiPS細胞由来神経細胞
<イオノマイシン添加>
ヒトiPS細胞由来神経細胞  
ヒトiPS細胞由来神経細胞 ヒトiPS細胞由来神経細胞

本品を用いて培養したヒトiPS細胞由来神経細胞の中にCa2+イメージングにおいて
自立的な活動を行う細胞が確認できた。

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、坊野恵子様

製品情報


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
148-09671 -80 degree C 神経細胞用培地 細胞培養用 100mL 50,000

ラット、マウスの準備 大変ではないですか?
凍結神経細胞シリーズ

本品はラット、マウス胎児の脳組織を凍結した製品です。ラット、マウスの準備の手間を省くことができます。
培養の際は神経細胞用分散液(コードNo. 291-78001 , 297-78101 )にて本品を分散後、神経細胞用培地(コードNo. 148-09671 )を用いて培養してください。

特 長

  • 面倒なラット、マウスの準備が不要
  • 神経細胞用培地、神経細胞用分散液と組み合わせることで安定して神経細胞の分散と培養が可能


製品情報


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
082-10291 -150 degree C海馬, マウス(胎生16日)由来 細胞培養用 2.5胎児/本 56,300
033-24871 -150 degree C大脳皮質, ラット(胎生17日)由来 2胎児/本 50,000
036-24861 -150 degree C大脳線条体, ラット(胎生17日)由来 2胎児/本 50,000
085-10301 -150 degree C海馬, ラット(胎生19日)由来 2.5胎児/本 50,000
030-24881 -150 degree C大脳皮質, マウス(胎生15日)由来 2胎児/本 50,000

*-150℃=-150℃以下保存(液体窒素下での保存を推奨します。)

脳組織から誰でも簡単に神経細胞単離可能
神経細胞用分散液

ラット、マウスの中枢神経組織から神経細胞を分散、回収することが出来る試薬です。
3種類の溶液(酵素液分散液除去液)で構成されています。本品を使用することで調液の手間を省き、高い生存率を保持したまま簡単に神経細胞を回収することが出来ます。
新たに本品を用いてNeurosphereを分散することで接着培養時に死細胞が少なく、観察しやすい状態で神経細胞が培養可能になるということが分かりました。

特 長

  • 中枢神経組織やNeurosphereから簡単に安定して神経細胞を回収可能
  • Ready to Use

凍結神経細胞の分散


各種脳組織を凍結融解し、神経細胞用分散液にて細胞を分散、回収して生細胞率を確認した。

  製品名    
@ 海馬, マウス(胎生16日)由来 総細胞数(cells/vial) 4.32×105
生細胞数(cells/vial) 3.83×105
生細胞率(%) 89
A 大脳皮質, マウス(胎生15日)由来 総細胞数(cells/vial) 6.64×106
生細胞数(cells/vial) 6.09×106
生細胞率(%) 92
B 海馬, ラット(胎生19日)由来 総細胞数(cells/vial) 1.37×106
生細胞数(cells/vial) 1.24×106
生細胞率(%) 90
C 大脳皮質, ラット(胎生17日)由来 総細胞数(cells/vial) 1.32×107
生細胞数(cells/vial) 1.17×107
生細胞率(%) 89
D 線条体, ラット(胎生17日)由来 総細胞数(cells/vial) 2.73×106
生細胞数(cells/vial) 2.58×106
生細胞率(%) 95

神経細胞用分散液を用いることで凍結脳組織から約90%の高い生細胞率で
細胞を回収可能であると確認できた。

Neurosphereの分散


正常ヒトiPS細胞よりNeurosphereを形成し、接着培養、神経細胞への分化を行った。

本品にて分散後、接着培養 Neurosphereのまま接着培養

神経細胞用分散液を用いることでNeurosphereのまま接着培養した条件と比較して
死細胞が少なく、神経細胞を観察しやすい状態で培養できることが確認できた。

データご提供
東京慈恵会医科大学 再生医学研究部
岡野 ジェイムス 洋尚先生、田原 麻由様
東京慈恵会医科大学 小児科学講座
日暮 憲道先生

製品情報


コードNo. 品 名 規 格 容 量 内 容 希望納入価格(円)
291-78001 -80 degree C 神経細胞用分散液 細胞培養用 4セット 酵素液 5.0mL×4本 31,100
分散液 5.0mL×4本
除去液 5.0mL×4本
297-78101 -80 degree C 神経細胞用分散液S 10セット 酵素液 2.5mL×10本 50,000
分散液 2.5mL×10本
除去液 2.5mL×10本

神経細胞用分散液プロトコル

準備する試薬


  1. 凍結神経細胞シリーズ(こちらをご参照ください)
  2. 神経細胞用分散液(コードNo.291-78001 ) or 神経細胞用分散液S(コードNo.297-78101)
  3. 神経細胞用培地(コードNo.148-09671 )

凍結神経細胞を用いる場合

  1. 細胞洗浄溶液:ライボビッツL-15培地(コードNo.128-06075 )やHBSS(+)(コードNo.128-06075 )

プロトコル

解剖した組織を用いる場合
解剖した脳組織を1〜2mmの細切れにし、ライボビッツL-15培地やHBSS(+)の入った15mL遠沈管へ移す。

凍結神経細胞を用いる場合
凍結神経細胞を室温で30分間解凍後、細胞洗浄溶液で洗浄し、ライボビッツL-15培地やHBSS(+)の入った15mL遠沈管へ移す。

解剖した組織を用いる場合
組織片が沈むまで静置する。

凍結神経細胞を用いる場合
5分間室温で静置し、300 rpm、1分間、遠心分離する。

解剖した組織を用いる場合
上清を除き、酵素液を加え、37℃のウォーターバス中で30分間静置。

凍結神経細胞を用いる場合
上清を除き、酵素液を加え、37℃のウォーターバス中で20分間静置。

上清を除き、分散液を加え、分散する。
 分散する組織量が少ない場合: 分散液2.5 mL
 分散する組織量が多い場合 : 分散液3.0 mL 

除去液を分散液の下方に静かに加え、細胞分散液(上層)、除去液(下層)の分離した2液層を作る。(下図参照)
(液層間が乱れても影響はありません。)

上清を除いた後、神経細胞用培地(Code No. 148-09671 )等で再分散し、ポリリジンコート培養器などで培養する。
グリア細胞の増殖が多い場合にはAra-Cを添加する。
(Day 3-5:5-10 μmol/L)

 

分散液試薬量


実験条件 内容 使用量 お奨め製品
分散する組織量が多い場合
(マウスorラット胎児大脳半球1〜3個程度)
酵素液 5.0mL 神経細胞用分散液
(コードNo. 291-78001)
分散液 3.0mL
除去液 5.0mL
分散する組織量が少ない場合
(マウスorラット胎児海馬 1〜8個程度)
酵素液 2.5mL 神経細胞用分散液
(コードNo. 297-78101 )
分散液 2.5mL
除去液 2.5mL

Ready-To-Useで脳組織を保存可能!!
脳組織凍結保存溶液

本品はラット、マウス胎児の脳組織凍結保存用の凍結保存溶液です。
解凍した本品に脳組織を入れるだけで凍結保存可能です。
保存した脳組織は、解凍後、神経細胞用分散液(コードNo. 291-78001 , 297-78101 )にて分散し、神経細胞用培地(コードNo. 148-09671)を用いて培養して下さい。

特 長

  • 解剖後のラットやマウスの脳組織を凍結保存可能
  • Ready-to-use

凍結保存データ:ラット海馬(胎生19日)


各凍結保存溶液を用いて、ラット胎児海馬の凍結保存を行った。
中一日おき、凍結融解後、神経細胞用分散液で細胞を分散回収し、性能比較を行った。

    総細胞数(cells/vial) 生細胞数(cells/vial) 生細胞率(%) 生細胞数比
(凍結保存なしの条件の総細胞数を1とした場合)
@ 凍結保存なし 1.74×106 1.65×106 95 1.00
A 脳組織凍結保存溶液 1.21×106 1.11×106 92 0.67
B 弊社凍結保存溶液(汎用動物細胞用)(血清成分含有) 8.34×105 7.29×105 87 0.44
C 他社凍結保存溶液(汎用動物細胞用)(血清成分含有) 3.40×105 2.91×105 86 0.18

本品で脳組織を保存した場合、他社品で保存した場合と比較して
3倍以上の生細胞を回収することができた。

製品情報


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
029-19161 -80 degree C 脳組織凍結保存溶液 細胞培養用 1ml×10本/箱 24,000

使用上のご注意


解剖開始から一次冷却開始までの時間は可能な限り短くして下さい。(目安として動物麻酔から脳組織を凍結保存溶液に入れるまでの時間を1時間以内にして下さい。)
細胞生存率は胎児取出し後の時間経過に伴い低下します。神経細胞用分散液を用いた時には死細胞が除かれるため、回収細胞数が減少します。また、作業は可能な限り氷上で実施して下さい。



プロトコル例


解剖
@マウスもしくはラットに麻酔をかける。
A麻酔がかかった動物を全身(髭・尻尾の先まで)70%エタノールにつけ殺菌する。
Bキムワイプを敷いたステンレスバットなどでクリーンブース内に動物を持ち込む。
C妊娠動物から胎児を取り出し、L-15液の入ったシャーレに入れる。シャーレとL-15液はあらかじめ4℃で冷やしておく。
 胎児の入ったシャーレは氷上に静置する。
※L-15液:終濃度0.05mg/mLゲンタマイシン硫酸塩を含むライボビッツL-15培地
Dシャーレの蓋に胎児を移し、顕微鏡を用いて素早く脳組織を摘出する。
E解剖後の脳組織を別のL-15液の入ったシャーレに移し、氷上に静置する。


一次冷却
@冷凍庫から本品と冷却用クラッシュアイス箱をクリーンベンチの近くに持ってくる。
A氷冷中の脳組織をピンセットで本品に入れ、チューブのふたをきつく閉める
 (脳組織を入れる前に保存溶液をよく混合する)。
B冷却用クラッシュアイス箱の氷にチューブを埋め、氷を密着させる
 (チューブはふたが氷から少し出る位まで深く埋める)。
C発泡スチロール箱の蓋を閉め、90分静置する。


二次冷却
@一次冷却終了後、組織入りチューブをフリーズボックスに移し、直ちに超低温フリーザー(-80℃)に入れる。
 (フリーズボックスはフリーザー内の底面に直接置く。)
※組織入りチューブの温度変化を最小にするよう、手早く作業する。
※この時、組織入りチューブは蓋を持ち、保存溶液が入っている部分は絶対に触らない。
A超低温フリーザー(-80℃)内で3時間静置する。
 (ここでの静置時間は30分程度延長しても保存には問題ない。3時間以内にはしない。)
※この間フリーザーの扉開閉を繰り返さないようにする。


保管
@二次冷却終了後、組織入りチューブをケーンに取り付け、直ちに液体窒素凍結保存容器に入れる。
※この時、組織入りチューブは蓋を持ち、保存溶液が入っている部分は絶対に触らない。

神経細胞・神経幹細胞を手軽に培養したい貴方に
NS基礎培地/NSサプリメント

NS基礎培地は、神経細胞培養に最適化した基礎培地です。NSサプリメントは、神経細胞培養用の無血清サプリメント(酢酸レチニル含有)です。ラット海馬より単離した神経細胞の培養や神経幹細胞などの培養に使用できます。NS基礎培地とNSサプリメントを混合してご使用ください。
サプリメントはビタミンA不含、インスリン不含組成の製品もご用意しております。

特 長

  • 既知組成
  • 無血清培地、無血清サプリメント

ラット海馬由来初代神経細胞の培養

ラット胎児(E19)の海馬より単離した神経細胞をポリ-L-リジンコートプレート上で培養した。培養6日目の細胞形態と培養21日目の神経細胞マーカー(Map2(a+b))とグリア細胞マーカー(GFAP)の発現を確認した。NS基礎培地/NSサプリメント


培養6日目

 

培養21日目

NS基礎培地
/NSサプリメント
他社同等品
/サプリメント

<培地組成>
 NS基礎培地 + 2% NSサプリメント + 0.5mmol/l L-グルタミン
<細胞播種数>
 13,000cells/well(96wellプレート)

ラット大脳皮質由来初代神経細胞の培養


培養8日目

 

培養14日目

NS基礎培地
/NSサプリメント
NS基礎培地
/他社同等サプリメント

<培地組成>
 NS基礎培地 + 2% NSサプリメント + 0.5mmol/l L-グルタミン
<細胞播種数>
 60,000cells/well(96wellプレート)



製品情報

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
148-09615 refrigerator NS基礎培地 細胞培養用 500mL 8,000
146-09351 freeze NS サプリメント(×50) 細胞培養用 10mL 22,000


関連製品

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
073-05391 freeze 200mmol/l L-グルタミン溶液 (×100) 細胞培養用 100mL 3,100

[NSサプリメント(ビタミンA不含)]

本品は、ビタミンA(酢酸レチノール)を含まない神経系細胞培養用の無血清サプリメントです。
ビタミンAは神経細胞への分化を促進させると考えられており、特に神経幹細胞やグリア細胞を培養する際には、ビタミンA不含品が好まれます。


ラット海馬神経幹細胞の培養

ラット海馬神経幹細胞をNS基礎培地と本品あるいは、他社同等品(ビタミンA不含)、NSサプリメント(ビタミンA含有)(NSS)を混合した培地で培養し、培養3日目の相対細胞数(NSSを含む培地で培養したときの細胞数を 1 とした)を確認した。


<培地組成>
 NS基礎培地+2% 本品もしくは他社同等品、
 NSS + 1mmol/l L-グルタミン

<細胞播種数>
 12,000cells/well
 (ポリ-L-リジンコートされた96wellプレートを使用)

本品は、神経幹細胞を他社同等品とほぼ同等に培養できることが分かった。

ラット海馬由来初代神経細胞の培養

ラット胎児(E19)の海馬より単離した神経細胞をNS基礎培地と本品あるいは、他社同等品 (ビタミンA不含)を混合した培地で培養し、培養6日目に神経細胞マーカー、βVチューブリン(TuJ1)の発現を確認した。


<培地組成>
 NS基礎培地+2% 本品もしくは他社同等品、NSS + 1mmol/l L-グルタミン

<細胞播種数>
 12,000cells/well
 (ポリ-L-リジンコートされた96wellプレートを使用)



製品情報

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
142-09691 freeze NSサプリメント(ビタミンA不含)(×50) 細胞培養用 10mL 22,000

[NSサプリメント(インスリン不含)]

本製品は神経細胞培養用の血清不含サプリメントです。
インスリン分泌およびインスリン受容体の研究にご使用ください。


ラット大脳皮質由来初代神経細胞の培養

ラット胎児(E17)の大脳皮質より単離した神経細胞をNS基礎培地と本品あるいはNSサプリメント(インスリン含有品)(NSS)を混合した培地で培養し、培養6日目の相対細胞数(NSSを含む培地で培養したときの細胞数を1とした)を確認した。
比較対象として本品に通常のNSSに含まれるインスリン濃度の0.25倍、1.0倍のインスリンを添加した条件に関しても同様に確認した。


<培地組成>
 NS基礎培地 + 2% 本品 or NSS + 0.5mmol/l L-グルタミン (+×0.25 or ×1.0 インスリン)

<細胞播種数>
4.0×104 cells/well(ポリ-L-リジン(30k-70kDa)コートされた96ウェルプレートを使用)


インスリンには神経細胞の生存促進作用があるため、本品は通常のNSSに比べて生細胞数が低下しているが、インスリンを加えた場合、通常のNSSと同様の細胞数を示すことが確認できた。



製品情報

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
149-09721 freeze NSサプリメント(インスリン不含)(×50) 細胞培養用 10mL 22,000
145-09723 50mL 88,000

神経幹細胞の培養用血清代替品
N2サプリメントシリーズ

本品は、神経系細胞の培養に使用する汎用の血清代替品です。初代神経細胞や神経幹細胞の培養に適しています。神経幹細胞はFBSに含まれる成分により分化誘導が引き起こされます。
未分化状態を維持したまま培養するために本品をはじめとする血清代替品が使用されています。
弊社ではトランスフェリン(アポ)を用いて調製した製品とトランスフェリン(ホロ)を用いて調製した製品の2種類をラインアップしています。

特 長

  • N2サプリメント[トランスフェリン(アポ)含有]
    鉄が結合していないアポ型トランスフェリンを含むN2サプリメントです。
    培地中の鉄イオンの添加量が抑えられるため、酸化ストレスに弱い細胞などに適している場合があります。
  • N2サプリメント[トランスフェリン(ホロ)含有]
    一般的な組成です。

ラット海馬由来神経細胞の細胞数比較

<培地組成>
 D-MEM/Ham’s F-12 + 2mmol/l L-グルタミン + 1xN2 サプリメント + 1xペニシリン-ストレプトマイシン + 25ng/ml bFGF
<細胞播種数>
 16,000cells/cm2(12穴プレート)
<培養条件>
 37℃, 5%CO2

ラット海馬由来神経幹細胞の培養

N2サプリメント[トランスフェリン(ホロ)含有]
<神経幹細胞の維持> <神経細胞分化> <グリア細胞分化>
N2サプリメント[トランスフェリン(アポ)含有]
<神経幹細胞の維持> <神経細胞分化> <グリア細胞分化>


製品情報

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
141-09041 freeze N2サプリメント[トランスフェリン(アポ)含有](×100) 細胞培養用 5mL 20,000
141-08941 freeze N2サプリメント[トランスフェリン(ホロ)含有](×100) 細胞培養用 5mL 18,000


関連製品

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
090-06741 freeze ITS-Gサプリメント(×100)
1mg/ml インスリン, 0.55mg/ml トランスフェリン(アポ),
0.67mg/L 亜セレン酸ナトリウムを含むEBSS溶液
細胞培養用 10mL 3,900
097-06751 freeze ITS-Aサプリメント(×100)
1mg/ml インスリン, 0.55mg/ml トランスフェリン(アポ),
0.67mg/L 亜セレン酸ナトリウム, 11mg/ml ピルビン酸ナトリウムを含むEBSS溶液
細胞培養用 10mL 3,900
094-06761 freeze ITS-Xサプリメント(×100)
1mg/ml インスリン, 0.55mg/ml トランスフェリン(アポ),
0.67mg/L 亜セレン酸ナトリウム, 0.2mg/ml エタノールアミンを含むEBSS溶液
細胞培養用 10mL 4,500

アルツハイマー病研究に
抗アミロイドβ抗体(BAN50/BNT77/BA27/BC05)

アミロイドβ(Aβ) は約40アミノ酸から成るペプチドです。Aβはアルツハイマー病患者の脳内の病変として形成される老人斑の主成分であり、アルツハイマー病の原因と考えられています。Aβはアミノ酸の長さの違いからいくつか種類があり、主なものにAβ40(40アミノ酸)、Aβ42(42アミノ酸)、Aβ43(43アミノ酸)があります。
本品は武田薬品工業で開発された各種Aβを認識するマウスモノクローナル抗体です。

特 長

  • 優れた特異性、反応性
  • 豊富な論文使用実績
  • 認識Aβが異なる4種あり

クローン No. アイソタイプ 適応実験 Aβ 反応性
ヒト マウス/ラット
Aβ40 Aβ42 Aβ43 Aβ40 Aβ42 Aβ43
BAN50 Mouse IgG1・κ WB/IP/IHC/ICC/ELISA × × ×
BNT77 Mouse IgA・κ IP/ELISA
BA27 Mouse IgG2a・κ WB/IHC/ELISA × × × ×
BC05 Mouse IgG1・κ WB/IHC/ELISA × ×

BAN50:ヒトAβ N末端特異的抗体
BNT77:Aβ11-28 a.a. 特異的抗体
BA27 :Aβ40 C末端特異的抗体
BC05 :Aβ42/43 C末端特異的抗体

使用例(免疫組織染色)


→凝集が進んだ老人斑が染色されている。

→凝集初期の老人斑と凝集が進んだ老人斑
 いずれも染色されている。
■実験条件
サンプル:アルツハイマー病患者の脳切片

1次抗体:抗アミロイドβ、抗体(BA27)
    もしくは(BC05)
2次抗体:抗マウスIgG, ビオチン標識
増 感 法:ABC
基  質:DAB

データご提供
東京大学大学院医学系研究科
岩坪 威 教授

関連製品


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
017-26871 freeze 抗ヒトアミロイドβ, モノクローナル抗体(BAN50) 免疫化学用 10μL 10,000
013-26873 50μL 35,000
014-26881 freeze 抗アミロイドβ, モノクローナル抗体(BNT77) 免疫化学用 10μL 10,000
010-26883 50μL 35,000
018-26921 freeze 抗アミロイドβ40, モノクローナル抗体(BA27) 免疫化学用 10μL 10,000
014-26923 50μL 35,000
014-26901 freeze 抗アミロイドβ42(43),モノクローナル抗体(BC05) 免疫化学用 10μL 10,000
010-26903 50μL 35,000

認知症研究に
抗Tau抗体シリーズ

Tauは、微小管結合たんぱく質の一つで、主に中枢神経系の神経細胞に発現しており、微小管の安定化を制御しています。アルツハイマー病患者の脳では、りん酸化Tauが蓄積した神経原線維変化が形成され、その出現の程度が認知症の重症度と相関すると報告されています。
そのため、Tauはアルツハイマー病の原因究明や治療薬開発のために盛んに研究されています。
Tauは、6種類のアイソフォームや40箇所以上のりん酸化部位を有しており、分子同士が重合してオリゴマー、顆粒状凝集体、繊維といったさまざまな形態を取ることが知られています。この度、弊社にて4種のTau抗体(3R-Tau抗体、4R-Tau抗体、りん酸化Tau T181抗体、りん酸化Tau S199抗体)をラインナップ致しました。

特 長

  • リーズナブル
  • 高性能なモノクローナル抗体
  • 認識対象の異なる4種の抗体をラインナップ

抗体概要

データご提供
 3R-Tau/4R-Tau抗体:名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学 石垣先生、藤岡先生
 りん酸化Tau T181/Tau S199抗体:同志社大学生命科学部医工学システム学科神経病理学 宮坂先生

抗体情報


  3R-Tau抗体 4R-Tau抗体 りん酸化Tau T181抗体 りん酸化Tau S199抗体
概  要 微小管結合ドメインを3つ有するTauアイソフォーム(Tau-410,381,352)を認識します。 微小管結合ドメインを4つ有するTauアイソフォーム(Tau-441,412,383)を認識します。 181番目のスレオニン(T181)がりん酸化されたTauを認識します。 181番目のスレオニン(T181)がりん酸化されたTauを認識します。
抗  原 ヒトTau267-274,306-313a.a.領域
相同ペプチド
ヒトTauの273-291a.a.領域
相同ペプチド
T181をりん酸化させたヒトTauの171-191a.a.領域
相同ペプチド
S199をりん酸化させたヒトTauの189-209a.a.領域
相同ペプチド
クローンNo. 2A1-1F4 3E8-1A6 2E2-A6 5B8-1E2
サブクラス ラットIgG2b,λ マウスIgG1,κ ラットIgG2b,κ ラットIgG2a,κ
種交差性 ヒト
(他の動物種は未検証)
ヒト
(他の動物種は未検証)
ヒト
(他の動物種は未検証)
ヒト
(他の動物種は未検証)
適  応 ウエスタンブロット(1:1,000-2,000)
免疫沈降(1:100)
ウエスタンブロット(1:1,000-2,000)
免疫沈降(1:100)
ウエスタンブロット(1:1,000)
免疫組織染色(1:100-1,000)
ウエスタンブロット(1:1,000)
免疫組織染色(1:100-1,000)

製品情報


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
012-26583 freeze 抗3R-Tau, ラットモノクローナル抗体(2A1-1F4) 免疫化学用 10μL 10,000
016-26581 50μL 30,000
019-26593 freeze 抗4R-Tau, モノクローナル抗体(3E8-1A6) 免疫化学用 10μL 10,000
013-26591 50μL 30,000
012-26603 freeze 抗りん酸化Tau T181, ラットモノクローナル抗体(2E2-A6) 免疫化学用 10μL 10,000
016-26601 50μL 30,000
019-26613 freeze 抗りん酸化Tau S199, ラットモノクローナル抗体(5B8-1E2) 免疫化学用 10μL 10,000
013-26611 50μL 30,000

関連製品


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
205-20331 freezeタウ-441たん白質,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
208-20321 freezeタウ-412たん白質,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
201-20311 freezeタウ-410たん白質,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
204-20301 freezeタウ-383たん白質,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
201-20291 freezeタウ-381たん白質,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
204-20281 freezeタウ-352たん白質,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
209-20351 freezeタウたん白質4-リピートドメイン,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000
202-20341 freezeタウたん白質3-リピートドメイン,ヒト,組換え体 細胞生物学用 100μg 40,000

レビー小体マーカー
標識抗りん酸化α-シヌクレイン抗体(pSyn#64)

パーキンソン病、レビー小体型認知症(DLB)などの神経変性疾患において神経細胞に特異的に出現するレビー小体は、セリン129残基で特異的にりん酸化を受けたα-シヌクレインタンパク質を含んでいます。抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体(pSyn#64)(コード No.015-25191)は、正常なα-シヌクレインとは反応せず、蓄積したりん酸化α-シヌクレインのみを認識します。
本品は、同抗体にビオチンやFITCを標識した抗体です。

特 長

  • 2次抗体不要
  • 低バックグラウンド
  • 免疫染色での実用評価済

使用例(免疫染色)


データご提供
 東京大学大学院医学系研究科
 桑原先生、岩坪先生

抗体情報


  抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体(pSyn#64),
ビオチン結合
抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体(pSyn#64),
FITC結合
標識体 ビオチン FITC
抗原 合成ペプチド(S129がりん酸化されたヒトα-シヌクレインの124-134配列)
緩衝液 PBS, 0.05% アジ化ナトリウム
サブクラス マウスIgG
種交差性 マウス、ラット、ヒト
適応 免疫組織染色 (1:200-5,000)

製品情報


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
010-26481 refrigerator 抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体(pSyn#64),
ビオチン結合
免疫化学用 100μL 50,000
017-26491
販売終了
refrigerator 抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体(pSyn#64),
FITC結合
免疫化学用 100μL 45,000

関連製品


コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格(円)
015-25191 freeze 抗りん酸化α-シヌクレイン, モノクローナル抗体(pSyn#64) 免疫化学用 50μL 35,000
190-17941 freeze α-シヌクレイン,ヒト,組換え体 細胞生物学用 0.5mg 30,000
197-17951 freeze β-シヌクレイン,ヒト,組換え体 細胞生物学用 0.5mg 30,000
194-17961 freeze γ-シヌクレイン,ヒト,組換え体 細胞生物学用 0.5mg 30,000

refrigerator・・・2〜10℃保存   freeze・・・-20℃保存   -80 degree C・・・-80℃保存   表示がない場合は室温保存です。
特定毒物・・・特定毒物   毒物1 毒物2・・・毒物   劇物1 劇物2 劇物3・・・劇物   毒薬・・・毒薬   劇薬・・・劇薬   危険物・・・危険物   向精神薬・・・向精神薬
特定麻薬向精神薬原料・・・特定麻薬向精神薬原料   化審法 第一種特定化学物質・・・化審法 第一種特定化学物質   化審法 第二種特定化学物質・・・化審法 第二種特定化学物質
化学兵器禁止法 第一種指定物質・・・化学兵器禁止法 第一種指定物質   化学兵器禁止法 第二種指定物質・・・化学兵器禁止法 第二種指定物質
カルタヘナ・・・カルタヘナ   覚せい剤取締法・・・覚せい剤取締法   国民保護法・・・国民保護法

*上記以外の法律および最新情報は、siyaku.com(http://www.siyaku.com/)をご参照下さい。

掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。最新価格は「製品検索」からコードNo.で検索してご確認ください。

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●藤沢営業所 0466-29-0351(代) ●筑波営業所 0298-58-2278(代) ●東北営業所 022-222-3072(代)
●北海道営業所 011-271-0285(代)
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