和光純薬工業株式会社試薬 [Laboratory Chemicals] 試験研究用試薬・抗体の製造販売および各種受託サービス
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宮崎県警察・宮崎大学・和光純薬工業の三者共同開発
ルミノール反応用試薬セット

ルミノール反応による発光の原理

イメージ ルミノールは、アルカリ性水溶液中で、ペルオキシダーゼ様活性を有する様々な物質(ヘモグロビン、ヘミン、銅、コバルト、鉄錯体、樹葉など)による触媒作用によって溶液中の過酸化水素と反応して青白い発光を生じます。
反応機構は、まずルミノールがジアザキノン中間体を形成してフタル酸ジアニオンの励起状態が生じます。さらに反応が進むと、最終的に2-アミノフタル酸ジアニオンが生成され、基底状態に戻ります(図1)。このエネルギー励起状態が基底状態に戻るときに光の放出が起こります。
ヘモグロビン中の鉄錯体によってルミノール反応による発光を生じることから、鑑識、医療機関、食品衛生管理分野において血痕検出に用いられています。
ルミノールを酸化させる物質が存在すれば血液と同様に発光反応が起こります。すなわち、発光すれば直ちにそれが血液だとは断定するものではありません。ルミノール検査は血液であることの確実な証明法としてではなく、その可能性を示唆するための血痕予備試験(スクリーニング)として使用されています。人獣判定も行えず、血痕本試験を行うことでより詳細な血液の解析が行われます。


リンク関係


特 長

イメージ

1.迅速かつ簡単に、いつでも・どこでも調製可能な設計!

  • ラボから離れた場所でも、その場で調製可能
  • 経験豊富な技術者に限らず、作業に不慣れな人でも調製が簡単
  • 特殊外装パッケージにより防水性・密閉性・遮光性を確保

2.器具類、専用設備など一切不要!

  • 電子天秤やメスシリンダーなどの器具類は不要
  • ドラフトチャンバー内での操作は不要
  • 面倒な試薬の調合から脱却

使用法

簡単に調製

  1. 本品1包を滅菌精製水500mLに溶解させ、対象物に噴霧・添加する。
  2. 触媒(血液など)が存在している場合、青白色の発光を生じる(暗所)。

使用法

※ 溶解後は、冷暗所であれば約1ヶ月程度機能を維持します。常温保存は劣化を促進する要因となります。

従来法の欠点

煩雑な調製法

従来法の欠点 従来法のルミノール反応用溶液は、メスシリンダーや電子天秤を用いてルミノール(粉末)、水酸化ナトリウム溶液(液体)及び過酸化水素(液体)を正確に計量し、マニュアルに従って順次混ぜ合わせ、用時調製で調液しています。
この作業はドラフトチャンバー内で行う必要があります。
多くの時間と手間を要し、調製環境も限定されるため、使用する必要がある時にすぐに使用(調液)することが困難でした(図2)。

パッケージ化

使用試薬の変更・パッケージ化

パッケージ化 水酸化ナトリウム溶液(液体)と過酸化水素(液体)の2剤を、1剤で代用できる過酸化ナトリウムに変更しました(図3, 4)。
過酸化ナトリウムは粉末であるため、ルミノールの粉末とともにスティックタイプの外装袋に封入することが出来るようになりました。

溶解後安定性

冷暗所保存で不安定さを解消

溶解後安定性 本品が従来法と遜色なく使えるかを確認するため、溶解後の安定性を確認しました。
ルミノールの最大発光波長424nmにおける発光強度を指標にして、経時変化を測定しました。測定はファイバー可視光分光器を用いました。
室温保存(約25℃)では従来法、本品ともに約2日間で発光強度の半減が確認されました(図5)。
冷暗所保存(約4℃)では従来法は約7日、本品では約4週間で発光強度の半減が起き、溶解後の安定性は本品が著しく優れていることが示されました(図6)。

ただし、周囲の温度環境などによって劣化の速度が左右される不安定な試薬です。溶解後は冷暗所保存することで温度環境による急激な不安定さが解消されることにより溶液の安定性が高まったと言えます。

反応性

従来法と同等の反応性

反応性 従来法と遜色なく使えるかを確認するため、反応性を比較しました。
従来法及び本品を用いて調製したルミノール反応用溶液を使用し、ルミノール発光の最大発光波長424nmにおける発光強度を測定しました。
本品の発光強度は、従来法と同等かそれ以上の反応性を示しました。

コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格はこちら
124-06511 Luminol Reaction Reagent Setrefrigerator 劇物3 生化学用 3g×5包

1包あたり500mLのルミノール反応用溶液が調製できます。


出典:中田大仁「新しいルミノール試薬キットの開発」『和光純薬時報』、81-2、p8-11 (2013).

関連試薬

ロイコマラカイトグリーン反応による血液判別用試薬

ロイコマラカイトグリーン反応は血液の判定において反応特異性が高く、誤判定が少ない血痕予備検査法として知られています。
通常、反応液の調製後の安定性が低いため、用時調製が必要です。本試薬は、反応に必要な試薬を1回用ずつ分包しており、反応液を調製する必要がありません。


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コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格はこちら
126-06711 危険物 Leucomalachite Green Reaction Reagent [S leuco] 法医学研究用 100本


精液検出試薬

SM試薬はヒト精液中に多量存在する前立腺由来酸性ホスファターゼ検出試薬として、精液の証明に広く用いられています。本試薬は検体に直接滴下する直接呈色反応法、試薬を噴霧する噴霧法、さらに本試薬をクロマト用ろ紙に浸して作製したテストペーパーとして随時使用できる簡易・迅速な精液の検出法として利用できます。


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コードNo. 品 名 規 格 容 量 希望納入価格はこちら
297-58201 危険物 refrigerator SM Reagent 法医学研究用 500mL用

refrigerator・・・2〜10℃保存   freeze・・・-20℃保存   -80 degree C・・・-80℃保存   表示がない場合は室温保存です。
特定毒物・・・特定毒物   毒物1 毒物2・・・毒物   劇物1 劇物2 劇物3・・・劇物   毒薬・・・毒薬   劇薬・・・劇薬   危険物・・・危険物   向精神薬・・・向精神薬
特定麻薬向精神薬原料・・・特定麻薬向精神薬原料   化審法 第一種特定化学物質・・・化審法 第一種特定化学物質   化審法 第二種特定化学物質・・・化審法 第二種特定化学物質
化学兵器禁止法 第一種指定物質・・・化学兵器禁止法 第一種指定物質   化学兵器禁止法 第二種指定物質・・・化学兵器禁止法 第二種指定物質
カルタヘナ・・・カルタヘナ   覚せい剤取締法・・・覚せい剤取締法   国民保護法・・・国民保護法

*上記以外の法律および最新情報は、siyaku.com(http://www.siyaku.com/)をご参照下さい。

掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。最新価格は「製品検索」からコードNo.で検索してご確認ください。

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