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Novus Biologicals社/Tocris Bioscience社
オートファジー研究用試薬

オートファジーとは、酵母からヒトまでよく保存されている、大量のタンパク質分解プロセスです。オートファジーでは細胞質内の構成成分が隔離され、リソソームへと運ばれたのちにそれぞれの基本的な成分へと分解され、その成分は細胞質基質へと戻され再利用されます。また、オートファジーは成長制御のためだけでなく、細胞の分化や飢餓状態での細胞の生き残りに重要であるともいわれています。
ここでは、オートファジーに関連したNovus Biologicals社のペプチド・抗体製品とTocris Bioscience社の低分子化合物をご紹介します。




●パンフレットはこちら●



Novus Biologicals社
オートファジー誘導ペプチド Tat-Beclin 1 D11 / Tat-Beclin 1 L11

オートファジー誘導ペプチド
Tat-Beclin 1 D11 / Tat-Beclin 1 L11

2013年に発見されたTat-Beclin 1は、他の経路に対する非特異的な制御なしでオートファジーを誘導するペプチドとして広く使用されております。さらに、Tat-Beclin 1よりも短いペプチドであるTat-Beclin 1 D11 (Tat-D11)はTat-Beclin 1と比較して5倍以上、オートファゴソームとオートリソソームの誘導を増加させると報告されております。

Novus Biologicals社では、天然に生じるLアミノ酸型のTat-Beclin 1 L11とその逆異性体のTat-Beclin 1 D11の他、ネガティブコントロールとしてお使いいただける不活性型のペプチド(Tat-Beclin 1 L11S[Tat-L11S])も取り扱っております。

Tat-D11、Tat-L11、Tat-L11S、Tat-Beclin 1をそれぞれHeLa GFP-LC3Bに処理し、1.5時間後にオートファゴソームの数を蛍光顕微鏡法で観察結果。Tat-D11及びTat-L11はTat-Beclin 1よりも強力にオートファジーを誘導した。
     蛍光顕微鏡で計数したオートファゴソームの数。GFP+/LC3B+の
   スポット数を定量した。

コードNo.
メーカーコード
品名
保存
データシート
容量
希望納入価格はこちら
 NBP2-49888SS Tat-Beclin 1 D11 Peptide (Retroinverso form)
0.1mg
 NBP2-49888
1mg
 NBP2-49888-5mg
5mg
 NBP2-49887SS Tat-Beclin 1 L11S Peptide (Inactive Form)
0.1mg
 NBP2-49887
1mg
 NBP2-49887-5mg
5mg
 NBP2-49886SS Tat-Beclin 1 L11 Peptide
0.1mg
 NBP2-49886
1mg
 NBP2-49886-5mg
5mg


■関連製品■

コードNo.
メーカーコード
品名
保存
ホスト
交差性
アプリケーション
データシート
容量
希望納入価格はこちら
552-23271
 NBP1-00085SS Beclin 1 Antibody (4H10)
Mouse
Multi
WB,IHC-P,IP
0.025mL
 NBP1-00085
0.1mL
553-22363
 NB100-2331SS LC3/MAP1LC3A Antibody
Rabbit
Multi
WB,ELISA,Flow,
ICC/IF,IHC,IP,
SB
0.025mL
557-22361
 NB100-2331
0.1mL
552-22333
 NB100-2220SS LC3B/MAP1LC3B Antibody
Rabbit
Multi
WB,ELISA,
ICC/IF,IHC,IP
PLA
0.025mL
556-22331
 NB100-2220
0.1mL
550-22633
 NB110-53818SS ATG5 Antibody
Rabbit
Multi
WB,ICC/IF,IHC-P,
IP,PLA
0.025mL
554-22631
 NB110-53818
0.1mL
 NBP1-97416SS GABARAP Antibody
Rabbit
Mouse
IHC-P
0.025mL
 NBP1-97416
0.1mL

※略語
ELISA (ELISA Capture and/or Detection), ICC (Immunocytochemistry), ICC/IF(Immunocytochemistry/Immunofluorescence), 
IHC (Immunohistochemistry), IHC-P(Immunohistochemistry-Paraffin),IP (Immunoprecipitation), WB (Western blot), 
PLA (Proximity Ligation Assay), Flow (Flow Cytometry), SB (Southern Blot)



Tocris Bioscience社
オートファジー関連 低分子化合物

Tocris Bioscience社
オートファジー関連 低分子化合物

Tocris Bioscience社は様々な低分子化合物を取り扱う英国のメーカーです。ここでは、オートファジーの阻害剤及びアクティベーターを
ご紹介します。


■阻害剤■


コードNo.
メーカーコード
品名
CAS No.
容量
希望納入価格はこちら
データシート
構造式
554-29211
1334/10U
Bafilomycin A1
88899-55-2
10ug
生物活性■
非常に強力な選択的液胞プロトンATPアーゼ阻害剤(IC50=0.6〜1.5nM

[ウシクロマフィン顆粒])、オートファジーを阻害すると考えられている。
1544/10
(±)-Bay K 8644
71145-03-4
10mg
1544/50
50mg
生物活性■
L型Ca2+チャネルアクチベーター(EC50=17.3nM)で、オートファジーを阻害する。

BIX-01294(Cat. No.3364)と組み合わせることによりMEFからのiPS細胞の産生を助ける。
4109/50
Chloroquine diphosphate
50-63-5
50mg
生物活性■
抗マラリア薬の成分として知られ、多くのがん細胞株で細胞の成長を阻害し細胞死を
誘導する。

3-methyladenine(Cat. No.3977)と類似の機構でオートファジーを阻害する。
511-32691
2473/10
GW 4064
278779-30-9
10mg
2473/50
50mg
生物活性■
選択的な非ステロイド性ファルネソイドX受容体(FXR)アゴニスト(EC50=15nM)。

栄養不足のマウス肝細胞においてオートファジーの抑制を示す。
5648/10
Hydroxychloroquine sulfate
747-36-4
10mg
5648/50
50mg
生物活性■
オートファジー阻害剤。In vitroで腎臓がん細胞の成長を阻害し、アポトーシスを誘導する。
518-92041
3977/50
3-Methyladenine
5142-23-4
50mg
生物活性■
クラスVホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3キナーゼ)の阻害剤で、

ラット肝細胞においてオートファジーによる隔離を阻害する。
5197/10
Spautin 1
1262888-28-7
10mg
5197/50
50mg
生物活性■
オートファジー阻害剤で、USP10及びUSP13の活性を阻害し(IC50=0.6μM[USP10]、

0.7[USP13])、飢餓条件のがん細胞でアポトーシスを選択的に促進する。


■アクティベーター■


コードNo.
メーカーコード
品名
CAS No.
容量
希望納入価格はこちら
データシート
構造式
4846/1
Apicidin
183506-66-3
1mg
生物活性■
強力なヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤(IC50=0.7nM[酵素活性測定])。

ヒト口腔扁平上皮がん細胞においてアポトーシス及びオートファジーを誘導する。
1231/5
Brefeldin A
20350-15-6
5mg
生物活性■
小胞体からゴルジ装置へのタンパク質輸送の可逆的阻害剤。哺乳類の細胞において

オートファジーを誘導するために使用することができる。
4098/50
Carbamazepine
298-46-4
50mg
生物活性■
ニューロンの電位作動性Na+チャネルの阻害剤。抗けいれん活性を示し、イノシトールの

合成を阻害することによりオートファジーを誘導することができる。
1126/100
Dexamethasone
50-02-2
100mg
生物活性■
抗炎症性糖質コルチコイド。

急性リンパ芽球性白血病(ALL)細胞株においてオートファジーを誘導する。
514-78961
3093/10
Dorsomorphin dihydrochloride
1219168-18-9
10mg
3093/50
50mg
生物活性■
AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の強力な阻害剤(Ki=109nM)。AMPKの阻害とは

独立した機構を介してがん細胞株においてオートファジーの誘導を示す。
3993/1
EB 1089
134404-52-7
1mg
生物活性■
ビタミンD受容体(VDR)アゴニスト。高カルシウム血症効果を減少させ、抗腫瘍及び

抗増殖活性を示す。MCF-7細胞においてオートファジーの誘導を示す。
4808/10
FK 866 hydrochloride
10mg
4808/50
50mg
生物活性■
非競合的かつ強力なNAMPT(PBEF1)阻害剤(Ki=0.3nM)。

4つの異なる神経芽細胞種細胞株でアポトーシスを誘導し、SH-SY5Y細胞において

オートファジーを誘導する。
4835/10
GPP 78 hydrochloride
10mg
4835/50
50mg
生物活性■
NAMPT阻害剤で、強力にNAD量を減少させ、In vitroで細胞毒性を示す(IC50=3.0nM

[NAD量]、3.8nM[細胞毒性])。神経芽細胞種細胞においてオートファジーの誘導を示す。
0681/10
L-690,330
142523-38-4
10mg
0681/50
50mg
生物活性■
イノシトールモノリン酸ホスファターゼの強力な阻害剤で、加水分解に安定。

COS-7細胞においてmTOR阻害非依存的にオートファジーを誘導する。
4849/50
3-Nitropropionic acid   
504-88-1
50mg
生物活性■
非可逆的なミトコンドリア呼吸複合体U(コハク酸脱水素酵素)阻害剤でSH-SY5Y細胞

においてオートファジーを誘導する。
1292/1
Rapamycin
53123-88-9
1mg
生物活性■
抗真菌剤かつ免疫抑制剤で、mTORの特異的阻害剤。

酵母及び哺乳類細胞株においてオートファジーを誘導する。
4989/10
Salirasib
162520-00-5
10mg
4989/50
50mg
生物活性■
活性型Rasタンパク質の阻害剤。

Rasの分解を促進し、いくつかのヒトがん細胞株においてオートファジーを誘導する。
2706/10
Temozolomide
85622-93-1
10mg
2706/50
50mg
生物活性■
DNAメチル化及び化学療法薬で、幅広いがん種に対して抗腫瘍活性を示す。

悪性神経膠腫細胞においてオートファジーを誘導する。
551-04681
1138/1
Thapsigargin
67526-95-8
1mg
生物活性■
筋小胞体Ca2+/ATPアーゼ(SERCA)の強力な阻害剤。ERストレスを引き起こし、

哺乳類の細胞においてオートファジーを誘導するために使用することができる。
1234/10
A23187, free acid
52665-69-7
10mg
生物活性■
細胞内カルシウム濃度を上昇させることによりCa2+依存性細胞死を誘導する

カルシウムイオノフォア。哺乳類の細胞においてオートファジーを誘導するために

使用することができる。
2815/100
Valproic acid, sodium salt
1069-66-5
100mg
生物活性■
抗腫瘍、抗炎症、神経保護作用を示すヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(IC50=400μM)。

イノシトールの合成を阻害することによりオートファジーを誘導することができる。

※製品は製造バッチによって水和の程度や塩が変更される場合があり、分子式・分子量がカタログ・ウェブと異なることがございます。
正式な分子式は現品バイアルのラベル及び添付データシートをご確認下さい。

 

掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
表示している希望納入価格はリンク先のSiyaku.comでご確認ください。
表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。

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和光純薬工業株式会社

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