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迅速! 簡単! 安定発現細胞株樹立 ベクター ラインアップ追加
pEBMulti Series

本品は、霊長類( ヒト、サル)、イヌなどの細胞に導入する遺伝子発現ベクターです。
Epstein-Barr Virus (EBV) 由来の複製起点oriP とEBV Nuclear Antigen 1(EBNA1) 遺伝子の働きにより、
遺伝子導入細胞中においてPlasmid が細胞分裂後の娘細胞に分配されるEpisomal 型ベクターです。
迅速な安定発現細胞株の樹立や、マルチジーントランスフェクションに応用できます。


リンク関係


pEBMulti ベクターマップ

Code No. 050-08121        Code No. 057-08131
Hygromycin B            G418/Kanamycin




Code No. 055-08311        Code No. 052-08321       Code No. 059-08331
Blasticidin S             Bleomycin              Puromycin/Ampicillin

従来ベクターとの比較

  pEBMulti 一過性発現ベクター
Hygromycin B G418 Hygromycin B G418
安定発現株樹立までに要する期間(日数) メリット! 1week 2weeks 3ー4weeks
安定発現株樹立に要する抗生物質濃度 100-500μg/ml 100-1,000μg/ml 100-500μg/ml 100-1,000μg/ml
安定発現株樹立後の獲得細胞数(Vero細胞)※1 4.5×106 ND※3 2×106 ND※3
大腸菌宿主の適用性 XL10-Goldなど大型ベクターの複製に適している大腸菌株 DH5α、JM109など
ベクターサイズ(汎用される平均的なサイズ) 約10 kbp 約4-6 kbp
マルチジーントランスフェクション、
遺伝子導入細胞からの導入遺伝子除去※2
メリット! 可 不可
安定発現細胞のゲノムへの挿入領域の確認 メリット! 不要

※1. 6ウェルプレートで細胞が80%コンフルエントになるまで培養し、ベクターのトランスフェクション後 Hygromycin B 350μg/ml で8日間培養した。
※2. マルチジーントランスフェクション後の選抜において、一過性発現ベクターの場合得られる安定発現細胞は1種類のベクターのみを保持していることが多く、 複数個の遺伝子を同時に保持している細胞を選抜しにくい。一方、EBNA ベクターの場合、導入した複数個の遺伝子を保持した安定発現細胞を容易に選抜できる。
※3. ND:Not Determined 

製品概要

精製法:塩化セシウム密度勾配遠心法
組成:10 mmol/l Tris-HCl(pH 8.0),1 mmol/l EDTA
濃度:1μg/μl
大腸菌・動物細胞選抜抗生物質:Hygromycin B(Code No.050-08121) G418またはGeneticinR(Code No. 057-08131)
Nuclease 混入チェック:電気泳動で確認済み
MCS プロモーター:CAG
保存温度:-20℃

pEBMulti エピソーマル分配機構

pEBMulti ベクター詳細情報

コードNo. 品 名 選抜マーカー
大腸菌/動物細胞
MCS
制限酵素サイト
全長配列
050-08121
Hygromycin B
Cla I, EcoRV, Kpn I, Not I, Sal I, Xho I
057-08131
Kanamycin/G418
BamHI, Cla I, EcoRV, Kpn I, Not I, Sal I, Xho I
055-08311
Blasticidin S
052-08321
Bleomycin
059-08331
Ampicillin/Puromycin
BamHI, Not I, Sal I, Xho I

上記品名をクリックすると取扱説明書にリンクします。


pEBMulti ベクターを用いた RFP 発現細胞のポピュレーション解析

pEBMultiにRFPを組込んだ発現プラスミド(pEBMulti-RFP)を作製し、HEp-2細胞に導入した。その後、フローサイトメトリーを用いてRFP陽性細胞のポピュレーション解析を行った。抗生物質処理により、RFP安定発現細胞の選抜が可能である。またpEBMulti-RFP導入細胞は、EBNA1欠損プラスミド(pEBMulti-∆EBNA1-RFP)導入細胞と比較してRFP発現量が顕著に上昇したことから、 pEBMultiを用いることにより高発現の安定発現株を容易に選抜可能である。

データ提供:筑波大学大学院人間総合科学研究科 三輪佳宏 先生、田中順子 先生

*RFP Positive Cells(%) RFP Fluorescent Intensity (Av.)

pEBMulti ベクターによる安定発現株

短期間で安定発現株を樹立・・・EBNA1によって短期間で安定発現株を樹立できた。 Luciferaseの発現持続性(短期)・・・EBNA1により短期間(7日)のLuciferase の発現を確認した。継代操作なし。 Luciferaseの発現持続性(長期)・・・EBNA1により長期間(16日)のLuciferase の発現を確認した。継代操作あり。

使用例



データ提供:筑波大学大学院人間総合科学研究科 三輪佳宏 先生、田中順子 先生

参考文献

1) 和光純薬時報 Vol.79 No.3(2011.07) 
   「EBV-basedベクター「pEBMulti」を100%使いこなす!!」 三輪 佳宏 ……… 2
2) 和光純薬時報 Vol.79 No.4(2011.10)
   「pEBMultiベクターによる簡便な安定発現株の樹立」 福田 雅和、藁科 雅岐 ……… 12
3) Cancer Res. 2012 Sep 15;72(18):4829-39.
4) Biochem Biophys Res Commun. 2012 Sep 14;426(1):141-7.

価格表

コードNo. 品 名 容 量 希望納入価格(円)
050-08121
pEBMulti-Hyg
20μg
60,000
057-08131
pEBMulti-Neo
20μg
60,000
055-08311
pEBMulti-Bsd
20μg
60,000
052-08321
pEBMulti-Ble
20μg
60,000
059-08331
pEBMulti-Puro
20μg
60,000

掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。最新価格は「製品検索」からコードNo.で検索してご確認ください。


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