和光純薬工業株式会社試薬 [Laboratory Chemicals] 試験研究用試薬・抗体の製造販売および各種受託サービス
製品カタログ 試験研究用試薬・抗体 請求
試薬ホーム  >  製品情報  >  ライフサイエンス  >  遺伝子  >  RNAスタビライザー

貴重なサンプルを長時間安心してお使いいただけます。
RNA スタビライザー RNase不可逆的不活化試薬

DNA ExtractorSP Kit


製品概要

RNA スタビライザーは、肝臓、すい臓、腎臓などRNase 含有量が非常に多い臓器組織から精製するRNA の保存安定性を向上させるための試薬です。メタノールに溶解したRNA スタビライザーを、シリカ担体などを利用した核酸吸着フィルトレーション法による既存のRNA 精製試薬(Invitek社など)に適用すると、検体に由来するRNaseを不可逆的に不活化し、保存安定性に優れた高品質RNA の取得を可能にします。

特長

  • 貴重なRNAサンプルを長期間、安心してお使い頂けます。
  • メルカプトエタノールなどの還元剤により一旦不活化されたRNaseの再活性化を阻止し、不可逆的にRNaseを不活化します。
  • 肝臓、すい臓、腎臓などRNase含有量が非常に多い臓器から保存安定性の高いRNAの精製を可能にします。
  • シリカ担体などを使った核酸吸着フィルトレーション法による既存のRNA精製試薬(Invitek社kitなど)に適用して、回収率には影響を与えずに、高品質RNAを取得することができます。
コードNo. 品名 容量 希望納入価格(円)
180-01891 RNAstabilizer, RNase irreversible inactivation reagent 50回 13,000

*表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
*表示している希望納入価格は2012年12月の価格です。最新価格は「製品検索」からコードNo.で検索してご確認ください。

包装形態

3.5 mL(メタノール溶液)× 1 本

使用回数

約50回(Invitek社キットを使用した場合)

操作方法

Invisorb Spin Tissue RNA Mini Kitを用いたプロトコール

他社RNA抽出キットを用いたプロトコールは、製品マニュアルをご参照ください。

  1. Wash Buffer R1 (500uL) に、RNA スタビライザーを50uL 添加します。
    この混合液では保存できないため、使用する量を必ず用時調製して下さい。
    洗浄工程以外のステップにRNA スタビライザーを添加しても効果は認められません。
  2. RNA スタビライザーを添加したWash Buffer R1 を500uL、spin filter に添加した後、20 分間放置します。
  3. 10,000 rpm で30 秒間、遠心ろ過を行います。
  4. Wash Buffer R2 を使った2 度目の洗浄以降の操作は、キット添付のプロトコールに従って行います。

フローチャート

約20mg 組織+450μL DCT液
 |
ホモジナイズ
 |2,000rpm, 30sec.
上清
 |←250μL 99.8% エタノール
RNA固相化用カラムにアプライ
 |10,000rpm, 1min.
 |←500μL R1液(50ulのRNAスタビライザーを含む)
 |室温、20分間、静置
 |10,000rpm, 30sec.
 |← 550μL R2液
 |10,000rpm, 30sec.
 |← 550μL R2液
 |10,000rpm, 30sec.
 |12,000rpm, 3min.
 |←30-60μL RNase free Water
 |10,000rpm, 1min.
精製Total RNA

実験データ1:マウス膵臓、肝臓からのTotal RNA抽出

マウス肝臓およびすい臓からTotal RNA を抽出した時の実施例を示します。精製したRNA 水溶液を、そのまま37℃で終夜インキュベーションした後の電気泳動像です。

マウス膵臓、肝臓からのTotal RNA抽出

実験データ2:RT-PCR実験例

シリカ担体によるRNA精製キットとRNAスタビライザーを併用して精製したTotal RNAについて、RT-PCR増幅を行った。

サンプル:マウス肝臓

RNA精製:RNA抽出キットのマニュアルに従って行った。RNAスタビライザーは、洗浄工程の最初の洗浄液に対し、1/10容量入れた後、室温、20分間インキュベートさせた。他の操作は、マニュアルに従って行った。

RT-RCRの結果

精製したTotal RNA0.2μgに対してβ-アクチン遺伝子(294bp)をRT-PCR増幅した。

RT-PCR実験例

RNAスタビライザーを用いて精製したTotal RNAは、37℃、一晩インキュベートしたRNAでも、-80℃保存のサンプルと同様 にRT-PCRで増幅断片を得ることができた。

実験データ3:プラスミド抽出への応用

QIAGEN社のプラスミド抽出キットを用いて、pQBI T7-GFP の精製を行った。
RNAスタビライザーのタンパク質合成への影響を無細胞タンパク質合成システム『WakoPURE system』を用いて確認した。
RNAスタビライザーは、最初のP1溶液に加えたRNaseを不活化するために使用した。PB溶液 500μLに対し、1/10容量(50μL)を加えた他は、マニュアルに従って行なった。

RNAスタビライザーを添加して抽出したプラスミドを鋳型として、タンパク質合成を行った結果、タンパク質の合成に影響を与えることなく合成することができました。

保存温度

-20℃(遮光保存)

掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。最新価格は「製品検索」からコードNo.で検索してご確認ください。


試薬ホーム  >  製品情報  >  ライフサイエンス  >  遺伝子  >  RNAスタビライザー

和光純薬工業株式会社

本社〒540-8605大阪市中央区道修町三丁目1番2号       TEL 06-6203-3741(代表)
東京本店〒103-0023東京都中央区日本橋本町二丁目4番1号 TEL 03-3270-8571(代表)
●九州営業所 092-622-1005(代) ●中国営業所 082-285-6381(代) ●東海営業所 052-772-0788(代)
●藤沢営業所 0466-29-0351(代) ●筑波営業所 0298-58-2278(代) ●東北営業所 022-222-3072(代)
●北海道営業所 011-271-0285(代)
E-mail: labchem-tec@wako-chem.co.jp URL: http://www.wako-chem.co.jp
フリーダイヤル: 0120-052-099 フリーファックス: 0120-052-806